BEETHOVEN PIANO SONATAS No. 1, No. 23 "Appassionata", No. 32
ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
Piano technician: 岩崎俊 山石屋洋琴工房
© 2023 Ypsilon International Limited
Photo: Massimo Volta
Graphic design: Luca Ladiana
TAKAHIRO YOSHIKAWA - FRÉDÉRIC FRANÇOIS CHOPIN
※ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード芸術特選、ベートーヴェン(YIL-001)、モーツァルト(YIL-005)はレコード芸術準特選になるなど、全てのアルバムが高評価を得ているイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆弘第6弾!
※このアルバムでは、1836年、1841年と1846年の作品を取り上げた。1810年に生まれ39歳で没したポーランドの作曲家は、26歳ですでに独自の作風を確立しており、31歳では円熟の極みにあり、36歳にして晩年の境地に達した。ノクターンに始まりノクターンに終わるこのアルバムの収録には、2015年から2021年まで、6年の歳月を費やした。ショパンの初期から晩年にかけての作風を網羅しているとともに、私のピアニストとして、芸術家として、そして少し大袈裟ではあるが一人の人間としての6年間の変遷を記しているとも言える。(吉川隆弘 ライナーノーツより抜粋)日本配給元:東武ランドシステム㈱
【収録曲】
①ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1 [5:47]
②バラード第3番 変イ長調 作品47 [7:58]
③幻想曲 へ短調 作品49 [13:32]
④幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61 [13:18]
⑤ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」[01:49]
⑥ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2 [03:32]
⑦ワルツ第8番 変イ長調 作品64-3 [03:17]
⑧バラード第1番 ト短調 作品23 [09:22]
⑨マズルカ第30番 ト長調 作品50-1 [02:31]
⑩マズルカ第31番 変イ長調 作品50-2 [03:14]
⑪マズルカ第32番 嬰ハ短調 作品50-3 [04:54]
⑫ノクターン第14番 嬰へ短調 作品48-2 [07:39]
録音:(1, 5, 6, 9-12)2021年3月3日、(2)2015年11月3日、(3)2015年3月3日、(4, 7)2019年6月4日、(8)2021年3月4日
Studio Pianoforte、東京
ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
TAKAHIRO YOSHIKAWA AT TORREVADO STUDIO
ショパン ピアノソナタ第3番ロ短調作品58
ラヴェル 優雅で感傷的なワルツ
TAKAHIRO YOSHIKAWA – WOLFGANG AMADEUS MOZART
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲
ピアノソナタ第8番イ短調 K.310
ロンドニ長調 K.485
ロンドイ短調 K.511
ピアノソナタ第15番ヘ長調 K.533/494
全力で生きたモーツァルトのいら立ちまで聞こえてくる!
吉川隆弘のモーツァルト・アルバム
ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード芸術特選になるなど、高評価が続くイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆弘第5弾!
・・・そうした周到なプログラム構成と響き合うように、ここに聞こえてくるどの曲のどの一瞬も、演奏家の緻密で厳格な意図を丁寧に映していないところはない。つまり、一瞬として、モーツァルトは寝そべったり、鼻歌を歌ったり、あくびをしたりはしていない。それどころか、全力で生きている。なんというひたむきさだろう、と聴き手は思わずにはいられない。そして、彼が人生の瞬間をいかにていねいに生きていた人かということが、吉川隆弘の演奏を通じた作品の息づかいから、丹念に伝わってくる。それは徹頭徹尾、人間的なものだ。
そのように私はこのアルバムを聴いた。吉川隆弘の弾くモーツァルトを。音楽を聴くことは、弾き手の導きにそって、作曲家の内面に進行した感情の体験を生き直すことでもある。モーツァルトはここで、ピアニストの丹念な仕事を通じて、やはりどこか正当に苛立っているのではないか。それが彼という、そして他ならぬ私たちの生々しい、生のありようだからだ。
(青澤隆明 ライナーノーツより抜粋 / 配給:東武ランドシステム㈱トレーディング事業部)
収録: 2015-2016 Studio Pianoforte
ピアノ: Steinway&sons C-227 n. 584042
Sound engineer and mastering: 今泉徳人 日本アコースティックレコーズ
Piano technician: 岩崎俊 山石屋洋琴工房
© 2019 Ypsilon International Limited
Photos © 新林使乃武
Graphic design: Duška Karanov
Music video: 酒生哲雄
TAKAHIRO YOSHIKAWA – FRANZ LISZT
フランツ・リスト作曲
「巡礼の年第2年:イタリア S.161」より
1. 婚礼
2. 物思いに沈む人
5. ペトラルカのソネット第104番
7. ダンテを読んで: ソナタ風幻想曲
「巡礼の年第3年 S.163」より
2. エステ荘の糸杉に I : 哀歌
3.
エステ荘の糸杉に II : 哀歌
4. エステ荘の噴水
リゴレットによる演奏会用パラフレーズS.434
パガニーニ大練習曲第3番「ラ・カンパネッラ」S.140 No.3
イタリアの空気をまとい、歌心に満ちあふれた吉川隆弘のオール・リスト・アルバム
リスト自身がすばらしいテクニックを備えたピアニストだったため、その作品には名技主義的な要素の強い、難易度の高いものが多い。しかし、どんなに難しい作品でも、指使いや演奏に不合理な点がないのがリストの作品の特徴である。そのリストの作品をこよなく愛し、リストだけで1枚のアルバムを作り上げた吉川隆弘は長くミラノに住み、イタリア国営放送 RAIのラジオに出演したり、ミラノ・スカラ座管弦楽団のメンバーと共演したり、同歌劇場のピットに入ってピアノを担当したり、イタリアの音楽祭で演奏し たりと、まさにイタリアの音楽の中枢で活動を展開している。今回編み出した新譜は、リストのイタリア色満載の作品を集めたもので、イタリアを愛したリストの心に肉薄し、その精神を浮き彫りにし、作品に込められたイタリアに対する愛情と造詣の深さを示したものである。吉川隆弘はイタリアで生活し、イタリア語を話し、イタリア各地で演奏し、イタリアのオペラや歌を身近に感じる暮らしのなかで、リストのイタリアへの想いに共感し、その精神を率直に表現している。音楽は気負いや気取りはまったくなく、自然で美的で粋で洒脱。目の前にルネサンス時代の絵画や彫刻が現れ、あたかもイタリアの地を旅しているよう。聴き手の想像力を喚起し、知的欲求を促し、旅心を刺激する、そんなアルバムの誕生である。(伊熊よし子 ライナーノーツより抜粋 / 配給:東武ランドシステム㈱トレーディング事業部)
TAKAHIRO YOSHIKAWA – ROBERT SCHUMANN
ロベルト・シューマン作曲
幻想小曲集 op.12
子供の情景 op.15
森の情景 op.82
イタリアと日本に拠点を置く吉川隆弘のシューマン!
楽曲にこもる詩的な情感を最も自然に伝えてくれる!
イタリア、日本の双方に拠点を置いて活動するピアニストの吉川隆弘は、そのタッチ(音色)に、またアーティキュレーション、強弱法、アゴーギクないしルバートのような表現法に、たいそう鋭敏な感性を示すピアニストである。そのことは、彼がこれまでに発表したディスク、たとえばベートーヴェンのソナタ集(YIL-001)、ドビュッシーの作品集(YIL-002レコード芸術特選)などからも充分に確かめられたが、ここに聴く新録音「シューマン作品集」からも、改めて、新鮮に感得できる。
選ばれた作品は「幻想小曲集」「子供の情景」そして「森の情景」であるが、それぞれにシューマンが持前の詩人的資質を申しぶんなく示した秀作揃いで、いきおい、上に述べたような吉川隆弘の美質が、心おきなく現れていることを実感できる。言い換えてみるなら、この演奏は、シューマンの楽曲にこもる詩的な情感を最も自然に伝えてくれる演奏である。そしてそれは、この演奏が「(奏者の)心から(聴きての)心に通う」ものであるからに違いあるまい。ー 濱田滋郎 ライナーノーツより(配給:東武ランドシステム㈱トレーディング事業部)
TAKAHIRO YOSHIKAWA – LUDWIG VAN BEETHOVEN
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
ピアノソナタ 第8番 ハ短調 Op. 13「悲愴」
ピアノソナタ 第13番 変ホ長調 Op. 27-1「幻想曲風ソナタ」
ピアノソナタ 第26番 変ホ長調 Op. 81a「告別」
ピアノソナタ 第31番 変イ長調 Op. 110
イタリアで高い評価を得ているピアニスト吉川隆弘による渾身のベートーヴェン!
ペトルーシュカや夜のガスパールを得意とする吉川はこれまで技巧的なピアニストとしての一面が強調されてきましたが、満を持してベートーヴェンのピアノ・ ソナタ4曲を録音。ミラノを拠点に活動を続ける吉川は、これまでドイツ・グラモフォンとリーメン(イタリア)からCDをリリースしました。初めて日本で録 音された本CDは、吉川が設立したレーベル「イプシロン」の制作による第1弾です。最高音質のHRカッティングを採用し、倍音までコントロールされている 「吉川の音」が再現されています。
深い楽譜の読みに裏付けられ、細部まで磨き上げられた演奏をお楽しみください。(配給:東武ランドシステム㈱トレーディング事業部)
VIF ET RYTHMIQUE
ドビュッシー:第1狂詩曲
サンサーンス:クラリネットソナタ
オネゲル:クラリネットとピアノのためのソナチネ
ミヨー:クラリネットとピアノのためのソナチネ
プーランク:クラリネットソナタ
フランセ:主題と変奏
ファブリツィオ・メローニ(クラリネット) / 吉川隆弘(ピアノ)
20世紀フランス人作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集
20世紀フランスで活躍した作曲家がクラリネットとピアノのために書いた作品を作曲年代順に収録。クラリネットのファブリツィオ・メローニはミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者です。1986年にスカラ座の音楽監督に就任したムーティが当時20歳そこそこだったメローニを首席奏者に抜擢、以来約30年に及びスカラ座管弦楽団の中軸を担ってきたメローニ。ピアノの吉川隆弘は東京芸術大学で修士課程まで学んだのち、ミラノ・スカラ座アカデミーで研鑽を積み、ミラノを本拠に精力的な活動を続けると同時に、時折日本でも凱旋公演を行っています。そんな二人が真摯に20世紀フランス作品に向き合った当アルバムでは、心の琴線に優しく触れる、繊細で品の良い演奏が繰り広げられています。ブックレットには日本語解説が入り、CD裏の曲目リストも日本語入り。(配給:ユニバーサル ミュージック ジャパン)
「夜」をテーマに(CD+DVD)
ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」
ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1、夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
リスト:超絶技巧練習曲 第11番 変ニ長調 「夕べの調べ」
ラヴェル:夜のガスパール
イタリア、ミラノを拠点に活躍する日本人ピアニスト、吉川隆弘の新録音が発売となります。高い音楽性と卓越したテクニックで世界の聴衆を沸かせている、今期待のピアニストです。ベートーヴェンの「月光」では豊かな表現力で音楽の幅を聴かせ、超絶技巧の難曲として有名なラヴェルの「夜のガスパール」では、その並はずれたテクニック と詩情に陶酔させられます。このアルバムでは、CDと同曲目のDVDが付いており、彼の音楽性とテクニックをたっぷり堪能することができます。(キングインターナショナル)
吉川隆弘 ショパンを弾く
ショパン:
3つのマズルカ Op.59(第36~38番)
舟歌 Op.60
2つの夜想曲 Op.55(第15,16番)
バラード第4番 Op.52
即興曲第3番 Op.51
ポロネーズ第6番 Op.53『英雄』
華麗なる円舞曲 Op.34-2(ワルツ第3番)
2008年11月下旬から12月上旬にかけて帰国し各地のコンサートが評判になった吉川隆弘のショパン録音。吉川は1973年西宮生まれ。1999年東京藝術大学大学院修士課程終了。イタリアではアルフレッド・コルトーやアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの高弟のアニタ・ポリーニ女史に師事する傍ら、ミラノ・スカラ座アカデミーにおいてスカラ座フィルハーモニーの首席奏者たちに室内楽を学ぶ。現在ではミラノを拠点に、ヨーロッパ、アメリカ、日本においてソロ・室内楽で活躍中。 [コメント提供;キングインターナショナル]
Across Virtuosity II
ウェーバー:大協奏的二重奏曲変ロ長調 op.48
ボッカドーロ:ハイパードライヴ~クラリネット独奏のための
ボッカドーロ:マンハッタン・ミュージック~クラリネットとピアノのための
マルコ・トゥティーノ:ソナタ~クラリネットとピアノのための
マルコ・モンタルベッティ:Crisalide d’aria(空気さなぎ)
メローニ/マルケジーニ:That’s All
ミラノ・スカラ座管のクラリネット奏者メローニとイタリア在住の実力派ピアニスト吉川隆弘による大好評『アクロス・ヴィルトゥオジティ』の第2弾登場!
ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者、ファブリツィオ・メローニとイタリア在住の実力派ピアニスト吉川隆弘による大好評『アクロス・ヴィルトゥオジティ』の第2弾登場! 前作『アクロス・ヴィルトゥオジティ』では超絶技巧のよるオペラ・ファンタジーを聴かせてくれました。
期待の第二弾はウェーバーの大協奏的二重奏曲変ロ長調を主軸に、カルロ・ボッカドーロの『ハイパードライヴ』など、ジャケット写真のイメージ通り、F1のスピード感を想像させる超絶技巧作品などヴァラエティに富んだ作品が収録されており、メローニ・ファン、クラリネット・ファンにはたまらない内容となっております。伴奏の吉川隆弘も好サポートで息の合った演奏を披露しており、今回も期待裏切らない充実の内容です。
当レーベルの魅力であるCDと同内容のDVD(NTSC、16:9)付きで、迫力の演奏を視覚的に体感することができます。とりわけ当アルバムの最後に収録されたメローニとエリオ・マルチェシーニの合作『That’s All(ザッツ・オール)」ではパーカッションのマルチェシーニと即興演奏を披露しており、音だけではわからない特殊な奏法などを見ることができます。
ファブリツィオ・メローニは、現代イタリアを代表するクラリネット奏者の一人で、1984年以来ミラノ・スカラ座の首席ソロ・クラリネット奏者を務めております。メローニはミラノ・ヴェルディ音楽院を首席で卒業し、1986年にはARDミュンヘン国際コンクール及びプラハの春国際音楽コンクールに入賞し、以後、室内楽、各オーケストラとの共演を果たし、現在は後進の指導にも力を入れております。(キングインターナショナル)
Across Virtuosity 超絶技巧の先に見えるもの(CD+DVD)
ルイージ・バッシ:リゴレット・ファンタジー
ドナート・ロヴレリオ:ラ・トラヴィアータ・ファンタジー
フェルディナンド・セバスティアーニ:セミラーミデ・ファンタジー
フェルディナンド・セバスティアーニ:ノルマ・ファンタジー
カルロ・デッラ・ジャコマ:カヴァレリア・ルスティカーナ・ファンタジー
リスト:リゴレット・パラフレーズ S.434(ピアノ・ソロ)
ミラノ・スカラ座首席クラリネット、ファブリツィオ・メローニと吉川隆弘による最強タッグ!
ミラノ・スカラ座管の首席クラリネット奏者ファブリツィオ・メローニと吉川隆弘による、オペラにまつわる超絶技巧の作品集。オペラを隅々まで知り尽くしているスカラ座管奏者によるオペラ・ファンタジー、というだけでも心躍りますが、その出来栄えは期待を裏切らないもの。超絶技巧に彩られたパッセージを聴いていると、オペラのシーンが次々と鮮やかに目の前に浮かびます。ピアノを務めるのは、抜群のリズム感とテクニックで聴衆を魅了してやまない吉川隆弘。歌手のように自由に揺れながら歌うメローニのクラリネットを万全にサポートしています。最後に収録されたリストの華やかな演奏でノック・アウト!イタリアのオペラ気分を完璧無比のテクニックで120%満喫できる、実にたのしい1枚です。ボーナスDVD(NTSC)には演奏風景を収録。メローニの指さばきも堪能でき、こちらも興味深く見ることができます。(キングインターナショナル)